神戸湊川神社の前にある老舗和菓子店 菊水茶廊 本店♥
瓦煎餅が名物のお店で創業は明治元年(1868年)という神戸の飲食店のなかでも老舗中の老舗
瓦せんべいは亀井堂さんと並んで最も古くから作られていて、夏はかき氷で行列ができるお店として地元民にとって馴染み深いお店。
今回はそんな人気老舗店の菊水茶廊さんに行ってみました。
※2018年11月12日にトミーズ雅さんのナレーションでお馴染みのABC朝日放送「ココイロ」で菊水茶廊さんが紹介されました。
Contents
和菓子屋さんが作る純氷綿菓子氷
瓦煎餅が有名だった菊水茶廊が、この数年若い方に特に知られるようになったのが独自の製法で作る削りたて数分が食べ時の「刹那の食感」のかき氷
夏は毎年9月末までかき氷が販売されていて毎年本当に人気なのでお店の前で並んでいる人を見るのも珍しくありません。
かき氷メニュー
・いちごみるく
・宇治抹茶みるく
・完熟マンゴーミルク
・グラフルミルク ヨーグルト添え
価格 900円~1,000円(税込)
カフェメニュー
・四季の和菓子膳...900円
・抹茶のシフォンケーキセット...900円
・ワッフルケーキセット(ほうじ茶アイス添え)...850円
・菊水あんみつ...880円
・渋皮栗の餅ぜんざい...880円
・白玉入ひやしぜんざい...880円
・アイスクリームの盛り合わせ...630円
・安倍川餅...630円
※掲載当時のメニュー/価格です。
宇治抹茶みるく
まずこの高さにビックリ、聞いてはいたけど見るからに繊細に削られた氷
ミクロサイズになってこの中に飛び込みたい♥
と頭の中で思いながら秒単位(刹那)で感動の食感が変化していくので早速いただきます。
秒単位で変わる食感
想像していた普通のかき氷とは全く違っていたのでこの出来立ての食感に驚き...
必死に撮影してて食べ時を若干逃しました(笑)けれど口に入れて感動してしまうほどの食感♥
この口あたり、どう表現していいか分からなくて「刹那の食感」と言えばいいかも◎
宇治抹茶を贅沢にたっぷりと使用しているので抹茶の風味と食感と共に楽しめます。
グラノーラ・ミルク ヨーグルト添え 1日限定20食
こちらは女性店長が考案したオススメのグラノーラとドライフルーツが飾られた特に女性に人気のかき氷。
バニラアイスと氷、グラノーラの風味と食感がうまくまとまったカキ氷◎
マンゴー
ストロベリー
縦に高い高いカキ氷
画像で見ると縦にボリューミーなので正直、1人でこれだけ食べれないかも?と私含めて思うのですが、口の中で消えていく「刹那の食感」のおかけで余裕で食べきれてまだまだいけそうなほど◎
かき氷は毎年9月までですが、年間通して人気なのがこちらの菊水茶廊定番の人気パフェ
・菊水和風モダンパフェ
コーヒーゼリーのツルッとした食感とオーダーごとに茹でる白玉のモチモチ感に菊水茶廊名物の瓦せんべいを添えたここでしか食べれないパフェ。
パフェと瓦煎餅のザクザク感が不思議とマッチする絶品パフェ♥
パフェは四季で限定のものなどもあり秋からは栗を使ったパフェも登場予定です。
お土産に人気のお菓子・せんべい
かき氷やパフェ以外にもお土産やおやつとしても人気なのがやっぱり菊水名物・瓦煎餅
神戸のこのエリアでは小さなときに瓦煎餅をおやつとして食べる家庭も多くあるので本当に懐かしい味。
・菊水茶(緑茶と菊花)(温・冷)
菊の花を浸してハーブティのように香りも楽しめる菊水茶は目の疲れや心を静める効果もあるとのこと。
鮮やかな緑にウットリ♥
この他にもこしあんをカステラ風の柔らかい皮で包んだ創業時から作られている「菊水饅頭」や「やわらか焼き」「楠公餅」はお土産でよく選ばれています。
冬はぜんざいで温まる
・楠公厄除け 渋皮栗の餅ぜんざい
パフェやカキ氷以外にも寒い寒い冬は菊水茶廊では「ぜんざい」も人気の定番メニュー。
厳選された小豆をふっくら茹であげ大きな渋皮栗が添えられていて、塩昆布と香り豊かなほうじ茶をアクセントにいただきます。
メニューの名前にもあるように美味しくいただけて厄除けにも◎
菊水茶廊の魅力 追加 閉店予定
明治元年に「お茶飲処お饅頭屋」として創業し、瓦せんべいの功績が称えられて当時の有栖川宮織仁親王に「菊水」の名を賜ったいう歴史のあるお店。
それから現在まで和菓子を神戸で作り続けている菊水茶廊。
内観は入り口手前にお土産に人気のお菓子や瓦せんべいが販売されていて窓際にはカウンター席があり、奥にテーブル席のあるイートインスペースが広がります。
照明はうっすら灯りを灯す程度で落ち着いてかき氷やパフェを楽しむことができます。
窓からは歴史ある湊川神社が見えるので神戸の中心地にいながらにして、和菓子パフェなどをいただきながら和の赴きを存分に楽しめます。
京都のお茶屋さんのような雰囲気を神戸で堪能できちゃう◎
モダンなお洒落カフェが多いなかで、たまにはこうして日本の食文化でもある和菓子やかき氷も良いなと改めて感じさせてくれます。
名物の「瓦煎餅」は色々なサイズで販売されているんですが、最近はこのように小さくパッケージされたお洒落なタイプのものが女性に人気なんだとか◎
となりに映っている1度聞いたら忘れようがないパンチのあるネーミングの「豆どろぼう」は現在1番人気のお菓子とのことです。
厳選した3種類の豆をたっぷりと使用した食感と風味が楽しい薄焼き煎餅。
瓦煎餅以外にも菊水こだわりのお菓子和菓子などがたくさん並んでいるので選ぶだけでも迷ってしまうかも◎
パフェ人気も口コミで広がり人気がある菊水茶廊ですが、かき氷シーズンの際のカフェ利用は並んでいることも多いのでその時は名前を記入して待ちます。
老舗店らしい親切丁寧に案内してもらえます
年末年始も営業されていて入り口にある製造機は昔使われていたものかと思ったら現役とのことで焼いてるところを運よく見れるときもあるかも◎
瓦煎餅などの焼き物の大小ある型なども展示されていて眺めるだけで歴史を感じます。
名物瓦煎餅やかき氷はもちろんパフェも超オススメな菊水茶廊本店さんでした。
御手洗い 店内カフェスペースの手前左奥
会計 レジ精算
お店公式HP
湊川神社
今回、菊水さんの歴史・店名とも深く繋がりのある神戸最大規模の神社でもある湊川神社(別名・楠公(なんこう)さん)についても改めて知ることができました。
気になる方は湊川神社の公式ホームページをチェックしてみてください。
Instagramもスタートしています◎
菊水の意味とお店の歴史
初代店主吉助と楠木正成、湊川神社との縁は深く、楠木正成を祭神として祀る湊川神社社殿竣工の際には、正成の功績を後世まで伝えたいと考え、社殿建立の際に瓦を寄進する習わしにちなんで、瓦型のせんべいを作り、正成の勇姿をそこへ焼き入れた「瓦せんべい」を創り出しました。
その功績が称えられ、有栖川熾仁親王より「菊水」の姓を賜りました。
以来140余年「歳時の味を楽しむ」を胸に、伝統・祭事・時代、そして神戸の文化を感じ取りながら、多くのお客様においしさと感動を提供できるよう心を尽くしています。
2022年3月、最後に行ってきました!
閉店前に行くことができました。
最後に店長さんたちとお会いできて良かったです。
本当に有難うございました!
店舗情報
・店名 菊水茶廊 本店 (きくすいさろう)・ジャンル 甘味処、和菓子、かき氷
・住所 兵庫県神戸市中央区多聞通3-3-15 菊水總本店
・交通手段
JR神戸駅 北徒歩3分ほど
高速神戸駅から134m
・営業時間
9:00~18:00(L.O.17:30)
・定休日 無休
・支払い方法 カード可(JCB、AMEX、Diners)
・席設備 席数 28席(カウンター4席、テーブル14席)
・禁煙喫煙 完全禁煙
・駐車場 無(近くにコインパーキング)