2019年11月2日、元町・居留地エリアにある神戸市立博物館がリニューアルオープン♥
行った感想を先にいうと博物館へ行ったことがある人もない人も注目のリニューアルオープンになってました。
Contents
1階は無料開放!新しい神戸市立博物館がオープン
これまで多くの展示会が行われて、老若男女問わず数多くの人が訪れた神戸市立博物館。
今回のリニューアル、どう生まれ変わったのか楽しみ◎
ということで今回はオープン前の内覧会へ行ってきたので詳しく紹介します。
神戸市立博物館と神戸オリエンタルホテル
これは嬉しい...1階は無料開放!
今回のリニューアルに伴い、1階は無料開放という大盤振る舞いなことになっています。
博物館さん本当に有難うございます...
無料観覧可となり、多くの人が訪れることが予想されます。
2階は神戸市立博物館が所蔵する7万点を超えるコレクションの常設展示室が新設されました。
フロアマップ
1階
体験学習室
体験学習室は神戸を中心とした歴史を楽しく体験し学べるエリア。
「触れる」「のぞく」「試す」「鳴らす」などの行為から体感、体験できる学習プログラムが無料で利用できます。
ページ下部の紹介動画でも紹介している銅鐸レプリカを実際に鳴らしてみたり、竪穴住居の構造を確かめたり、土器に触れたりする考古体験プログラムや、大型パズル、歴史年表などがあります。
銅鐸レプリカは鳴らすと楽しくなって、つい108回鳴らしそうになりました←
本棚に並ぶのは子供向けの歴史本、壁には神戸の歴史を辿る大年表。
このブロックを組み替えるだけで6人の歴史人物の顔が完成するそう、是非全員コンプリート!
情報コーナー
体験学習室のお隣の情報コーナーは本だけじゃなくPCも設置されていて、ここでは神戸市立博物館の所属品を検索できる「コレクション検索」「描かれた神戸、写された神戸」「神戸の歴史マップ」、神戸の歴史を紹介する映像ライブラリーなども観覧可能になってました。
博物館で行っている様々な展示をご覧になって、新たに生まれる疑問や興味。これに応えるために作られたのが「情報コーナー」です。みなさんの様々な「?」に応えるために、厳選された書籍を配架するとともに、3台のタッチパネル式PCにより、様々な情報に触れることができます。公式サイト
神戸の歴史展示室
個人的に1階フロアで最も食い付いたエリアがこの神戸の歴史展示室◎
神戸の海・港を介して産まれた人や文化の交流の実態と、それが歴史に与えた影響について、年代別に4つのコーナーを設けられていて無料で楽しめます。
昔の旧居留地の街を再現した液晶にタップするとGoogleストリートビューのように巡れる
古くから様々な交流の舞台となった神戸は、どんな歴史を刻んできたのでしょうか。神戸の海・港を介して営まれてきた文化交流の実態と、それが歴史に与えた影響について、年代別に「海の回廊 東アジアとの交流」「大輪田泊から兵庫津へ」「兵庫津の繁栄」「開港 世界との交わり」の4つのコーナーを設けて展示しています。
さらに、「地域文化財展示室」では、神戸市の指定文化財をはじめ、多様な地域より成り立つ神戸が育んできた資料を展示します。公式サイト
兵庫津の繁栄
ミュージアムカフェ・ショップ
そして今回の目玉の1つ「ミュージアムカフェ・ショップ」
ミュージアムカフェは神戸の人気カフェ・トゥーストゥース
神戸市立博物館の建物が建設された昭和10年の雰囲気を生かしたアールデコ風の機能美の美しい空間が広がる。
明治時代の異人館「トムセン邸」の部材を使用した特別室も◎
・詳しくは下記の記事をチェックしてみてね!
エントランスエリアにあるミュージアムショップでは展覧会の図録や研究論文、コレクションをモチーフにしたグッズも販売しています。
もちろんトゥーストゥース自慢の洋菓子焼菓子も販売されていました。
2階
コレクション展示室
神戸市立博物館では、約7万点の資料・作品を所蔵しています。コレクション展示室では、注目度の高い国宝「桜ヶ丘銅鐸・銅戈」と重要文化財「聖フランシスコ・ザビエル像」については、専用の展示室でご覧いただけます。「美術」「びいどろ・ぎやまん・ガラス」「古地図」「考古・歴史」の各分野では、期間ごとにさまざまなテーマで展示を行います。公式サイト
神戸市立博物館の魅力
THE・博物館な重厚感ある外観
今回の大規模リニューアルで新しくミュージアムカフェショップを併設して1階を無料解放という思いきった判断をした神戸市立博物館。
博物館西側の外観
無料といっても「おまけ」程度の展示ではなく、1階のボリュームは紹介した通り1日楽しめるほどのもの◎
無料開放のおかけでファミリー層も気軽に訪れることができるし、人気カフェブランド「トゥーストゥース」がオープンしたことで博物館カフェデート♥なんていう使い方も可能になりました。
床に反射してどこか幻想的な絵
"博物館"といわれると構えてしまいそうやけど、今回のリニューアルオープンで"身近な博物館"になりそう◎
今後、恐らく多くの人で賑わうことになるはずの神戸市立博物館の注目のリニューアルオープンでした。
特別展
神戸市立博物館では年間通して通常の展示以外に特別展(2階・3階)も開催されています。
さらにボランティアによるワークショップなどなど。
詳しいスケジュールは公式HPをチェックしてみてください。
これは綺麗...夜はLEDでライトアップ
何故かあまり大々的にPRされていないけど、リニューアルオープン後の夜の博物館はLEDでライトアップされます。
11月2日ライトアップ点灯式の様子
※画像のようなカラフルなLEDライトアップはクリスマスや正月、ゴールデンウイークなどかなり限定的みたいです。
通常時は白に近い暖色系でライトアップされるとのこと。
動画で博物館の雰囲気を見る
動画で1階カフェの雰囲気を見る
動画で点灯式の様子を見る
施設詳細
・開館時間10時~17時(入館は16時30分まで)
毎週土曜日は21時まで開館(入館は20時30分まで)
・休館日
原則として月曜
※ただし、月曜が祝日または休日の場合は開館し、翌平日に休館。
※年末年始のほか、整備休館など臨時に休館及び開館することがあります。
・ベビーカー入場 可能
・入場料
神戸の歴史展示室(1階)
無料
コレクション展示室(2階)
一般300円 大学生150円 高校生以下 無料
※当日の特別展入場券の提示で、一般200円、大学生100円でご覧いただけます。
・特別展
展覧会によって、入場料が異なります。
公式サイト
場所・地図
すぐ隣には「神戸オリエンタルホテル」
近隣にはドライフラワーカフェ「トロワエピス」などもあります。